ネットで「子供の好き嫌い」に関して、こんな記事が公開されていました。

「好き嫌い=悪いこと」?「無理して食べる必要はない」などネット上で議論
内容を要約すると、
• 子どもの好き嫌いについて悩む母親が、ネット上でアドバイスを求めた
• 栄養面の観点から、好きなものだけ食べさせるのは危険という声が寄せられた
• また、あまりに好き嫌いが多い場合だと、人付き合いに影響するという意見も
ということらしいです。
これについて、親の立場からちょっと考えてみました。
伊藤家の子供の好き嫌い事情
まず、ウチの子供たちの好き嫌い事情ですが、長女のウタ(6歳)は比較的なんでも食べます。
ピーマンやナスなどのクセのある野菜はあまり得意ではなさそうですが、それでも一生懸命食べようと努力はしています。
一方、次女のタミ(3歳)は真逆…笑
家で出される野菜のほとんどを拒否します。なので、僕らも諦めて、彼女には野菜は出さないようにしています。
ただ、保育園の給食では野菜もしっかり食べている様子。・・・どーゆーこと?
同じ親から生まれた姉妹とは思えないくらいの正反対っぷりで、まぁ性格も大きく影響はしてるんでしょうね。
僕ら親の影響はあるのか?
先程紹介した記事の中でこんなことが書かれていました。
「母親に野菜の好き嫌いがない」家庭の60パーセント以上が「子どもにも好き嫌いはない」と回答。しかしお母さんに好き嫌いのある家庭では、7割以上の子どもたちに好き嫌いがあることが明らかになりました。
これってよく聞く話ですよね。とはいえ、うちは僕も奥さんもほぼ全く好き嫌いはありません。
だから、タミの好き嫌いは環境によるものというよりも、先天的なものなのかもしれませんね。
実際、奥さんの幼少期は今のタミと同じように、好き嫌いが激しい子供だったみたいです。
遺伝ですね。きっと。
努力は必要だけど、無理強いはダメ
そんな伊藤家の好き嫌い事情ですが、僕ら親のスタンスとしてはこうです。
- 子供側には、まずは食べる努力をさせる
- 親側も、調理法などで食べてもらう努力はする
- それでもダメなら好きにさせる(食べなくてヨシ!)
だって、究極的にはピーマンが食べられなくて死ぬ訳じゃないし、ピーマン嫌いでも立派な大人に成長している人は星の数ほどいるはずです。
サッカーの中田英寿なんて、トマトとかの野菜が一切食べれなかったらしいですから。それでも、サッカーで日本代表とかになれるわけです。
栄誉は野菜ジュースやサプリからも摂れますし。
嫌なものを無理強いすると、今後は生きづらくなる時代だとおもうので、「イヤなものはイヤだ!」とハッキリ言えるような子になっえほしい。
そっちのほうが、野菜が食べるよりもよっぽど大事かな、と思っています。
ただ、努力することは大事
でも、なんのチャレンジや努力もしないで諦めるような育て方はしたくないので、まずは嫌がっているものも食べさせる努力はします。
案外食べてみたら美味しかった、ってこともあり得るので。
それは親も一緒で、ピーマンをそのままサラダで出したら、そりゃー大人でも食べるキツいですよ。
だから、調理方法などは色々と食べやすいように奥さんに考えてもらう努力はしてもらっています。
親と子供がどっちも努力する。それでもダメねら諦める。
食事は楽しむためのもの
これまでお伝えしてきたのは、あくまで伊藤家のスタンスなので、それが最善かどうかはわかりません。
ただ、嫌いなものを無理やり食べさせる食卓って雰囲気は絶対に悪くなりますよね?
僕はそれが絶対に嫌なんです。
「食事は楽しく食べたい」っていう基本的な大前提があるので、それが崩されることは我慢できないんです。
だから、例えば、
- 栄養満点なご飯だけと、作った奥さんが疲れてイライラしている
- 栄養は期待できないけど、買ってチンするだけで楽ちんなコンビニ弁当
という二択だったら、絶対に後者がいいです。
だから、奥さんが疲れている時とかは、無理をさせずに、コンビニで買ってきたり、外食にしたりしています。
絶対にそっちの方が、みんな笑顔で食べれるから。
最終的に子供の本能を信じる!
ということで、子供の好き嫌いについてちょっとだけ考えてみました。
基本的に僕の考えとしては、
無理やり嫌いなものは食べさせない
というのが結論です。
多分、子供にも食べたくないのには理由があって、絶対に本能的に「なんか分からんけど、食べたらヤバい!」っていうのが、分かっているはずなんです。
だから僕ら大人が余計な口出しをせずに、そっとその本能を信じて見守ってあげるべきじゃないかな、と個人的には思っています。
多分、何だかんだで、大人になったらある程度の物は食べられるようになるはずなので。うちの奥さんみたいに…笑
ということで、何かの参考になれば。
では!
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